図書館を学ぶ相互講座

会場:日本図書館研究会事務局
(大阪市西区江戸堀2-7-32 ネオアージュ土佐堀205号室、バス停:土佐堀2丁目(東))
第4土曜日13時30分-15時30分
参加無料    zoom参加も可能。ご連絡ください。
連絡先:図書館を学ぶ相互講座  代表:前川和子 maekwkz@gmail.com
 2026年度

4月25日:「電子書籍市場の最新動向と図書館電子貸出の運用設計:ロングテール時代の契約・提供・評価」 
発表者:家禰淳一氏(愛知大学教授)


5月23日:「特殊詐欺に騙される国民、ボットとAIに誘導・操作される世論、政治には白紙委任信託がふつうの21世紀‘低落先進国’において、クソ高価なオコメに対して見事に静かな不買運動を展開する国民の図書館について考える」
発表者:山本順一氏(図書館情報学評論家、元筑波大学教授)

※ 6月27日(土)は、台風接近のため開催を中止します。

7月27日:アメリカ公共図書館での勤務経験から得た学び:IMLSの画期的施策と図書館の社会的役割」
発表者:宮本慶子氏(関西国際学園 中高等部司書)

8月22日:「これからの生涯学習社会を支える図書館への期待」
発表者:中道厚子氏(大阪大谷大学教授)

9月26日:「詩の声を公共図書館で」
発表者:村尾敏彦氏(演劇研究家、元ピッコロ劇団員、元大阪大谷大学教授)

10月24日:「シャンソンの悦楽と懊悩 :資料を掘れば掘るほどに」
発表者:カイエ文乃氏(シャンソン歌手、訳詩家、ライター)

11月28日:「堺市立中央図書館における市議会議員と図書館司書」
発表者:松井孝氏(
相愛大学 客員教授、元堺市立中央図書館長)
 
堺市の図書館行政における市議会質疑の流れを俯瞰する。
 議員から指摘された課題がどのように議論され、図書館行政に反映されてきたかを体系的に整理するとともに、本会議や常任委員会、陳情を通じて、市議会の指摘が司書の政策形成にどう影響したかを検証する。

12月19日:「情報を本にするチカラ:ターシャ・テューダーシリーズを中心に」
発表者:清水能子氏(株式会社KADOKAWA編集者)

(2027年)
1月23日:
調整中

2月27日:「堺市における市民協働による伊東静雄顕彰活動のあゆみ」
発表者:竹田芳則氏(奈良大学教授、元堺市立図書館司書)

3月27日:「和菓子に生きる古典の心:京都の雅を紐解く(仮題)」
発表者:内藤豪剛氏(元花子(はなご)店主(京和菓子)、随筆家)
 
2025年度       
4月26日(土)「長崎県図書館運動を語る:『生資料で読む 長崎図書館づくり物語』」
平湯文夫(図書館づくりと子どもの本の研究所所長、元純心女子短期大学)
発表者は、司書養成課程教員であり、生涯をかけて膨大な切り抜きを続けた方です。そして、その紙の山から歴史をまとめたのです。その刺激的な試みをされた対象であった、長崎県の図書館運動とはどのような運動だったのかを語って頂きます。

5月24日(土)「図書館員の未来カリキュラム」
永田治樹(未来の図書館研究所理事長、筑波大学名誉教授)
「未来を担う図書館員が身に付けておくべき知識やスキル…」を盛り込んだ『図書館員の未来カリキュラム』を読んだ時の、衝撃とワクワク感。この本をつくった永田氏に、図書館と図書館員の未来を語って頂きます。

6月28日(土)「図書館ホームページの作り方」
川嶋斉(野田市立興風図書館)
現在の図書館員はホームページを作る技術力を持たないと…『図書館員の未来カリキュラム』青弓社, 2023年刊の著者のお1人川嶋氏は、その本の中で図書館ホームページの作り方を教えてくださっています。また、未来の図書館研究所主催のワークショップも開催されています。ご登壇頂き、より身近で教えて頂きましょう。

7月26日(土)「政治家、法律家、健康・長寿研究家としての私と図書館」
笹野貞子(健康・長寿国際交流協会理事長、参議院協会監事、元参議院議員、元堺女子短期大学教授)
日本の政治家としてアメリカの雑誌『TIME』に掲載された笹野氏は、法律家が出発点で、大学教員でもありました。常に人々とともに過ごす笹野氏の人生で、図書館は笹野氏を助けているのでしょうか。議員であった時の国立国会図書館はじめ、身近な図書館を語って頂きます。

8月23日(土)「『市民の図書館』から『市民と図書館へ』:公共図書館を全方位的に捉え直す」
嶋田 学(京都橘大学教授、元瀬戸内市民図書館館長)
かつて図書館長だった嶋田学氏は、『市民の図書館』(1970年刊)とともに図書館サービスを実践した方です。2024年夏『LRG:Library Resource Guide』第48号 特集:「市民の図書館」から「市民と図書館」へ」の責任編集者でした。『市民の図書館』とその実践によって市民の図書館になったのだろうか、という問いかけがされています。この「特集趣旨」の素晴らしさは、ぜひ、お読み頂くとして、参加者の皆さまと嶋田氏よりお話を聞く機会をもちました。

9月27日(土)「『世界一かんたんな図書館の使い方』の作者は語る」
つのだ由美こ(図書館司書、執筆家)
読書が苦手だった司書のつのださんが、図書館の使い方、その楽しさを教えてくださいます。そして、この本(『世界一かんたんな図書館の使い方』秀和システム, 2024年刊)の誕生秘話は、心を揺さぶられます。

10月25日(土)「公共図書館設置経緯の傾向」
常世田良(日本図書館研究会理事、元立命館大学教授)
発表者は元浦安市立中央図書館長。あの有名な図書館サービスを展開した図書館長です。氏が40年以上図書館運動に関わった経験から、公共図書館に対する熱い思いを語ってくださいます。

11月22日(土)「中世の図書館-改定その後」
原田安啓(淡路市立図書館評議員、元姫路大学教授)
 原田氏はその著書で「…図書館,知を考える上でもっとも危機的であったのが歴史上中世と言う時代だったといえる。古代エジプト,バビロニア,ギリシア,ローマ,と続いた知の蓄積が,西洋がキリスト教を受け入れると共に断ち切られてしまうのである。」(『中世イスラムの図書館と西洋』2015)日本で一般的に受け入れられてきた西洋の歴史観・図書館史に、原田氏は異なる光を当てたといえるでしょう。

12月27日(土)「米国テキサス州のスクールライブラリアン制度と学校図書館の取り組み:現地で得た知見」
中田彩(テキサス女子大学大学院生)
テキサス州のスクールライブラリアン制度と、フィールドワークを通して見聞きした、スクールライブラリアンの実践(ジャンル分け分類、ステーションティーチング、禁書政策への対応など)を紹介します。日本の学校図書館への応用を参加者と「相互」に考えることを目的に、議論の時間を多く設ける予定です。


2026年
1月24日(土)「図書・図書館史という科目で、未来の図書館員に伝えること」

坂下直子(神戸女子大学特任教授)
司書養成課程に「図書・図書館史」科目があります。この科目によって、将来の図書館司書は何を教えられるか。面白いだけではない、図書・図書館史の重要性を、現役司書養成課程教員の坂下先生に語って頂きます。

2月28日(土)「LLブックの制作と読書の楽しみの保障」
川崎千加(京都産業大学、LLブック制作)
LLブックは、わかりやすく書かれた本のことです。知的障がいのある人や日本語を母語としていない人など、文字を読むこと、本の内容の理解が困難な方でも親しめる工夫がされています。川崎氏とそのグループは、LLブックを作り、その普及活動をされています。どんな本なのでしょうか。実物を見せて頂き、私たちもその魅力を知りたいものです。

3月28日(土)「あなたの今の一冊お選びします」
河田秀人(ひでと)(書店ブックランドフレンズ経営、伊丹市)
兵庫県伊丹市にある書店「ブックランドフレンズ」の店主。読者に、よりぴったりで必要な本と出会ってほしいという願いから、レファレンスサービスをされています。なぜレファレンスサービスをしようと思われたのでしょうか。書店経営のこと、サービスのことなど、興味深いお話をお聞きします。あなたなら、どんな本を選んでもらえるでしょうか。